
《防水加工+勾配調整》〈勾配調整のみ〉について
作善堂のモルタルシンクは、原形(シンクのベース部分)をモルタルで製作しております。 モルタルの性質上、漏れる事はありませんが、底裏面(シンク底面の裏部分)に水分がしみ込んでいく可能性がございます。屋外であれば、風や太陽の力で自然に乾燥し、万が一に水分がしみても、床部分が土やコンクリートである為、問題なくご使用いただけますが、屋内の場合は、乾燥がしにくい環境の為、原形部分内でのカビの発生や水分の浸透が懸念されます。 その為、屋内用《防水加工+勾配調整》では、排水の流れをより良くする為に屋外用商品よりも強めに勾配を付け、原形部分に水分が浸透しないよう加工を施し、その上へタイルの施工をさせていただいております。 (勾配を強めに付ける関係で、デザインに多少の変更箇所が発生する場合もございます。)
作善堂のモルタルシンクにはSIAAマーク取得、UDDナノダイヤモンド触媒ガラスコーティングにて施工する事が可能です。防トップコート加工することによりカビ・抗菌・防水の効果があります。特定のウイルスに対して有効性が認められた触媒加工商品です。(ライトシンク・ボウルシンクは標準加工済です)
▼注意点▼
屋内・屋外どちらの設置についても、湿気防止のためにモルタルシンクの下側を露出するよう、設置していただきますようお願い致します。 また、シンク自体の水漏れがなくとも、使用状況によっては飛び散る水分で、設置場所の周りが腐敗する可能性も否めませんので、設置場所が木材などの場合は十分にご注意いただきたいと思います。 また、防水加工をすることにより、シンクにたまった水が蒸発しにくくなるため、 使用後にはきれいなお水でながして、こまめに拭きとっていただくことをお勧めいたします。通常のモルタルシンク商品は屋外用として作っておりますが、サンルームのように日当りや風通しの良い環境、土間やコンクリート床のようにぬれた場合でも問題のない屋内でしたら、防水加工をせず、そのまま屋内でご利用いただいているお客様や〈勾配調整のみ〉をつけて排水の流れを良くした状態でご利用いただいているお客様もいらっしゃいます。 設置状況にもよると思いますので、どのような環境に設置されるかによりご検討いただき、業者様にもこの旨をお伝えいただき、ベストな方法で施工していただけるようご相談いただければと思います。